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考える脳と感じる脳2

考える脳とは、大脳新皮質、と言われる主に思考を司る脳です。

私たちは、この考える脳を使って、仕事をしたり、家事をしたり、と、何かの行動を決めています。

 

一方で、

 

感じる脳は、古い脳とも言われ、命を存続させるために働く脳です

この脳は、考える脳とは違い、意識的にコントロールすることができない脳です。

常に体の外からの刺激や、体の内側の状態を常にチェックして、命を保つために働いてくれている脳です。

感じる脳は、誰かのためにという、考える脳とは真逆な、自分自身をまもり愛するために働く脳とも言えます

 

この脳の判断基準は、快か不快かです。

この快とは、命にとって安全安心であり、不快とは、危険不安な物事のことを表します

 

今の私たちの暮らしの中では、この感じる脳の快不快を感じ取る能力が、考える脳の力によって、抑えられてしまっています。

 

それは実は単純に、考える脳を使う時間の方が多いからに他なりません。

 

今、自分の暮らしになにか生き辛さを感じているとしたら、心地よいことを感じる脳をもっと働かせることで、その解決の糸口が見つかるかもしれません。